アルミニウム粉
粉末になったアルミニウムは可燃物であり、粉塵爆発を起こす場合がある。
アルミニウム粉は燃焼熱が大きく、燃焼するときにガスを生じないため熱が集積して高温となり、強い白色の光を発する。
これを利用して火薬類に発熱剤として添加される。
アルミニウム粉の性質は表面積の大きさによって左右されるため、等級は粒度ではなく重量当たりの表面積を示す水面拡散面積で表示される場合が多い。
粒度で表示されるような粒の大きい物は粒状アルミニウム粉(アトマイズドアルミニウム粉)と呼んで区別することが多い。スラリー爆薬などの水湿状態の火薬に混ぜるとアルミニウムの表面で以下のような反応が起きて発熱する。
このため、アルミニウム粉の火災には水をかける事は禁忌とされている。Al + 2H
2O → Al(OH)
2 + H
2アルミニウム粉末は塗料に混ぜて使う場合もある。また、指紋の検出などでアルミニウムの粉を使用することもある。日本の消防法では、150マイクロメートル|?mの網ふるいを通過する量が50%を超える金属粉|アルミニウム粉を危険物|第2類危険物と定めている。