性質・特徴
組成はBe
3Al
2Si
6O
18。クロムやバナジウムを含むことがある。アクアマリンは同じ成分の宝石。硬度は7.5〜8。比重は2.6〜2.8。5月の誕生石である。 内部に特有の傷が無数にあり、これが天然ものの標識ともなっている。大きく傷が少ないほうが価値が高い。明るく濃い緑色のものが最上級とされるが、近年では科学的処理をし人的手段を用いて綺麗な物に見せている物も数多く出回っている。また、中には黄緑色をした物もある。結晶の性質上、一定方向からの衝撃に極端に弱いため、ぶつけたりしない等のケアも必要である。また、高熱にも弱いため調理をするときは外すのが賢明である。稀にキャッツアイ効果(シャトヤンシー効果)の表れる「エメラルド・キャッツアイ」やスター効果の表れる「スターエメラルド」が産出される事があるが、非常に稀少でほぼコレクターズアイテムとなり良質の物になれば大変高価である。同じベリルに属する「レッドベリル」をアメリカの宝石業界が「レッドエメラルド」と呼ぶように他国と激しい議論を重ねているが、本来エメラルドには「緑色の」と言う意味があるのでこの名称は正しくない、と考える人もいる。しかし、ベリルの語源であるギリシア語beryllosにも「海のような青緑の石」という意味がある。石言葉は「幸運・新たな始まり」。