コンクリートの検査
施工時に行う検査
打設に使う生コンクリートの柔らかさを測定するためにスランプ試験を行う(試験内容についてはスランプを参照の程)。現場監督や施主にきちんとした知識が有ればこの試験によりしゃぶコンなどの使用を未然に防ぐことが可能である。
危惧される問題点
もっともこの試験自体は広く行なわれている。問題は形式だけでない実効性のある試験になっているかである。スランプ試験の結果が出ないうちに現場監督が作業開始を指示している現場も見受けられるが、これでは試験員に暗に「試験結果をごまかしてでも合格させろ」と圧力をかけているようなものである。スランプ試験に合格するまでは作業を開始しないこと、そして不合格・再取り寄せを想定した余裕のある工程が必要である。従来は、使用材料、かぶりといった仕様を規定していたが、近年は、供用予定期間、温度変化などの性能規定型へ移行している。
:※ 照査は、検査とは別の言葉であり、「設計・計画された内容が要求性能を満足しているかどうかを、実施工が始まる前の段階で施工主が判定すること」である。
非破壊検査
非破壊検査には外観検査と内部検査とがある。*外観検査は、目視や写真、ビデオカメラ|ビデオの撮影による外観の検査である。
内部検査は、超音波やX線、赤外線などを利用した内部の状態の検査である。