2008/07/15 日記<スターリングシルバー>
スターリングシルバー
スターリングシルバー (''sterling silver'')とは、
銀の含有率925パーミル(‰:千分率)、割り金75‰(主に銅)の銀合金である。12世紀頃ドイツ民主共和国|東ドイツの、Easterling と呼ばれる貨幣鋳造家がイギリスで銀貨鋳造を教えて以後、この品位をスターリングと呼ぶようになり、1300年代にイギリスの法定品位となった。
それ以来1920年まで、イギリスの銀貨は925スターリング材で鋳造されてきた。その後は品位を500に落とし、1947年以降は、収集家向け記念硬貨以外に銀貨は鋳造されなくなったが、イギリスの通貨ポンドは現在もポンド・スターリングと呼はれることが多い。
イギリス以外の他のヨーロッパ諸国の本位銀貨は、オランダが945パーミル、ポルトガルが917パーミルの高品位材で鋳造されたが、一般的には900パーミル材を用いる場合が多く、900‰の銀合金を、コインシルバーと呼ぶ。sterling という単語は、「本物」とか「信頼できる」というような意味があり、イギリスの銀貨が法定の純度を保っている意義から転用されたものである。スターリングは、適切な熱処理を行うと時効硬化性(時間とともに硬さを増す効果)が銀合金中最も顕著であるために、貴族の富の象徴のテーブルウェアや家具調度品に利用されてきた。最近は宝飾品に多く利用されている。ジュエリー用貴金属の品位区分を決めている、ISO9202とJIS H6309 は、925を銀の品位区分の一つにあげている。また、造幣局の品位証明区分の中にも入っている。
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