センダスト
センダスト(Sendust)は1937年に増本量らが発明したFe-Si-Al合金である。飽和磁束密度・透磁率が高く、鉄損が小さく、耐摩耗性に優れている。磁気ヘッドなどに用いられる。合金の名称は仙台(Sendai)で発明されたこと、および磁性体#圧粉心|圧粉磁心(Dust Core)用材料として用いられたことからきている。成分の例は Fe-9.5%Si-5.5%Alである。この組成領域の近傍で、磁歪定数、磁気異方性定数がともにほぼ0となる。そのため、高い透磁率と低い保磁力が得られる。金属間化合物としての性格が強く(Fe
3SiとFe
3Alの混晶)、硬く脆いため加工は困難であるが、粉砕して粉末にすることは容易である。