歴史
カロザースが合成したナイロン6,6は、アジピン酸とヘキサメチレンジアミンを重合して作られる。一方、1941年に日本で合成されたナイロン6(合成当時の名はアミラン)はカプロラクタム|ε-カプロラクタムを開環重合して作られる。女性のストッキング用として使われたのが始まり。石炭と水と空気から作られ、鋼鉄よりも強く、クモの糸より細い、というのが当時のキャッチフレーズだった。一般的にはナイロン6,6は絹、ナイロン6は木綿に近い肌触りとされている。軽量で水分を吸わない性質があり、登山用のロープとしても使われたが、突然切れてしまう、という事故が発生して問題になったこともある(→ナイロンザイル事件)。