PCBによる底質汚染
1940年代からPCBの底質暫定除去基準が制定され、全国でPCBで汚染された底質の浚渫を行った。しかし、PCBはダイオキシン類の一種であり、現在はダイオキシン類の底質環境基準が定められており、かつてのPCB暫定除去基準に従って浚渫した海域においてダイオキシン類の底質環境基準を超過する底質が検出されている。また、PCBを含む絶縁油などを不適切な管理により河川や閉鎖水域に投棄されたPCB油による底質汚染も検出されている。汚染原因者特定のために、異性体パターンによるPCBの種類の特定や、ケミカルマスバランス法による負担割合の定量的な算定が行われている。