性質
木材は、樹木の幹を素材として捉えたものである。これは、植物としては樹木の幹の木部にあたり、主として道管と繊維細胞からなっている。これらはその形成の段階で非常に細長く、かつ厚壁になっったもので、それらはほとんどが幹の縦方向に平衡して並んでいる。また、内部が空洞化することによって作られ、道管はそれ以降は途中から吸い上げた水の通路となる。それらは切断して乾燥させることで内部に空気が入るから、非常に多孔質の素材となる。このようなことから、材木はその繊維が縦方向に強く並んでおり、これがその強度の性質を決める。また、多孔質であることはその軽量と断熱性の元となる。また、これらの成分は多糖類であるセルロースとリグニンが主成分である。これらは自然界では分解の難しい成分として知られるが、実際には菌類やシロアリなど一部の動物がこれを強力に攻撃するので、それらは材木の重要な敵となる。また、可燃性であり、火は木材にとってもっとも危険なものである。