用途
(連続テレビ小説|朝ドラ)のスタジオで使われる木材のエイジング効果の説明パネル(2005年11月 NHK大阪施設見学会で写す)
木材はその入手の容易さから、旧石器時代から住居や道具の材料および薪炭|燃料として利用されてきた。
また、製紙原料としても古くから用いられている。
住居
吸湿性
加工の容易さ
組積造の材料に比べ、軸組工法の得失 道具
武器として
弓矢
槍の柄
棍棒
玩具 - 手触り、肌触りがよく、暖かみがある。幼児向けのものに多い。
積み木・独楽・こけし
日常の道具
杵と臼
鍬その他種々の道具の柄。日本では堅いカシ|樫が好んで使われた。
家具
タンス - 吸湿性のよいキリがよく用いられる。
楽器 - 木材の比ヤング率は高い。そのため、大きな力を必要とせずに、安定した振動を得ることができる。また木材は、適度な粘性を持っており、かつ表面反発係数は金属のそれより低いため、瞬間的な外力による加振、及び継続的な外力による励振のいずれによって振動させた場合にも、発生した音は、いわゆる金属音とは異なる高周波成分の少ない“柔らかな”音になる。加えて木材は、力学的な異方性を有する。また、樹種、生育環境等により力学的特性にばらつきがある。そのため、同一の形状であっても、木取り(板取り)の仕方や材の選定によって固有振動数及び音の減衰率が様々に変えることができ、多様な音色の楽器を作ることができる。木材は、他の材料に類を見ないこれらの特徴を持つため、現在も広く楽器用材として利用されている。
バイオリン属 - 胴体部分の表側(弦が張ってある側)にはスプルースが、裏側にはメイプルが好んで用いられる。なお、弓も木製である。
木管楽器 - オーボエ、及びクラリネットにはグラナディラが好んで用いられる。ファゴットには、メイプルが好んで用いられる。現代のフルート及びピッコロには、洋銀、銀、金などが多く用いられているが、木製のものもあり、その多くには、グラナディラが好んで用いられる。
ピアノ - フレームには鋳鉄が用いられているが、共鳴板部分には、スプルースが好んで用いられる。
ギター 彫刻素材
木彫り 船舶
古代エジプトのピラミッドから木造船が発見されるなど、船舶材料としての歴史は古い。
黒船は鉄甲木造艦。日清戦争でも木造艦多し。
吸水して膨張する性質が水漏れを防ぐ。
材質、チーク他、和船は檜が中心か。マスト、キールは長大であるため、良材が重要。